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久しぶり(;´Д`)

最近は、小説投稿サイト「アルファポリス」がメインの活動になってて、ブログも放置。
その、アルファポリスで、2日前から投稿漫画も始めた。
小説はすでに、15作ほど掲載してあるので、ここで気分転換に4コマっぽい漫画も投稿。
pixivと違って、アルファポリスは漫画の投稿数は少なくて、たった2976作品しかない。
私の投稿した漫画はまだたった4Pしかないんだけど・・・
それでも、なぜか、漫画ランキング上位に入っている  
 (。´・ω・)?
最初の投稿で14位(たった1P)とかだったので、ビックリだよ。


aaa.jpg

↑最近のお気に入り絵(小説の挿絵)
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ぎりぎりバレンタイン

バカップル・・・(;´∀`)

バレンタインデー

ノートにラクガキのハッピーバレンタイン

誕生日!

誕生日おめでとう、自分!

誕生日

誕生日にチョイスした絵はなんか妙だな、と思う。

そろそろ。

この季節だな~

ヴァレンタイン

ほぼ、2月の風物詩となったイベントがやってくる。

コメントなのか?

 某小説投稿サイトにただいま駄文を連載中なのだけど。
そこに投稿した小説は「コメント」欄があって、(私は批評などされると凹んでしまう脆弱な神経なので、コメントは受け付けていない)
けれど、受け付けている人のコメントなど読んだら・・・けっこう、批判的、キツイ意見が多い。
こんなのよく耐えられる・・・と思っていたら。
ふと、同じカテゴリで投稿している人の作品紹介文のところに、

キャラ批判、作品否定。
口の悪い辛口コメントは、ご遠慮ください。
ご理解頂けない場合は、予告なしに消去するか
可能性があります!


と、書かれてあった。
予防線をしっかり張っているかたもいらっしゃる・・・というか、やられて凹んだ経験があるのだろうな・・・・と思ったしだい。
コメントするときにはその方の作品が気にいったときにしか私はしない。
わざわざ作家の創作意欲を無くすようなコメントをするのは、悪意にしか思えない。

なので、コメント受け付けなしで自由に書かせてもらってる。
他人の意見で自分の作風を変えようなどちっとも思わないので、楽しく書いているのだ。

書き続ける。

いまだ、小説を書いたりしてる。
ええ、下手の横好きってやつ。
そう、好きなのだね。今、書くことが楽しい。
書いてると、絵も描きたくなる。


ブログ用

小説投稿サイトで、書いたのを毎日更新しているけど。
読んでくれる人が、多少なりともいるのが嬉しい。
固定で読んでくれる人もいるみたいなので、こんなヘタレな文章を読んでもらって申し訳ない、と思いつつ、書くことをやめられない。
前のが完となったので、今、新しいお話を書いている。
書いてると、夢中になって。
なかなか夢中になれることってないから、嬉しくてしょうがない。

楽しい。久しぶりに

大手の小説投稿サイトに登録して、1週間。
今夢中になってるのは、自分の小説に挿絵を入れること。
そこの投稿サイト、挿絵がいれられる画期的なもの!
元々は漫画用に書いた小説だから、絵もある。
ならば、挿絵は必要不可欠。

ちなみに、Ⅰ話目の挿絵↓


名称未設定-1

漫画はネームが必要で、これが大変なんだけど。
小説の挿絵は美味しいとこどりで。。。
美味しすぎて、くせになりそう(;´∀`)
年内に、公開してる12話のうち挿絵がない7話分の挿絵が描けるといいな~って思う。

こんな感じ。

小説のタイトルページ。
サクッとこんな感じかな?って。

平凡OL王女は常ならむ_edited-1

思った。
小説って・・・早い。
私は物語を考えるのが好きで、色んなストーリーをストックしているけど。
それを漫画にしようって思ったら、1本描くのに1年以上かけてしまう。
ところが、8万字程度の小説だと、たったひと月で書けてしまうのだ・・・ってことに、気がついた。
絵も好きなんだけど、基本はお話が好き・・・いや、お話じゃなくて、お話に登場する人物が大好き。
今度の話も主人公もさることながら、脇キャラも大好きなのだ。
なので来年も小説にのめり込むだろうと予言する。

おためし3

タイトル、決まった。

タイトル: 「平凡OL王女は常ならむ」 


 その日は朝から小雨が降っていた。寒くはない、というか、この世界に四季があるのか、わからないけど。
 険しい気分になってるのは天気のせいじゃない。午後から予定している会議の間での大臣たちとの話し合いを思ってだ。
 素直に大臣たちが私の話を聞くはずがない。そう思いながら、私はテーブルの上にある書類を見る。
 大臣たちに提出させた、物品の購入や支払いの明細など財務に関する報告書だ。
 大臣たちを打ち負かす。でなければ、この国は遠からず崩壊する。
 例え生まれ育った世界じゃなくても、人の苦しむ顔なんて私は見たくない。
 
 時間より少し遅れて、私は会議の間の扉を開けた。
 すでに4人の大臣たちは席についていて、私の入室で立ちあがった。部屋の中はすでに戦闘体制の険悪なムードで包まれている。
 田所課長似のニーサルの「小娘が気まぐれに俺様を呼び立てやがって」という心の声が聞こえてくる。
 キリウスは憮然と、叔父のナビスは不安げに私を見ている。
 アランフェットは・・・肉に埋もれた顔の表情はよく分からないが、たぶん、彼が今思っているのは「会議にはお菓子が出るのか?」くらいだろう。
 咳払いをして、私は皆に席につくように促した。
 私の横には書記の役人が二人、後ろには石像のようにサラさんが立って控えていた。
 私は会議開始の簡単な挨拶をすませると、いきなりぶちかました。
「今の税を2年前に戻します。それと、大臣以下、各役職にある役人の報酬を1割削減します」
 税金の引き下げと国会議員の報酬削減、日本の国民の多くが望んでいるのに、国会議員たちが絶対やらないことだ。
「お、王女、それは、無謀というものです。我々の同意も得ずに、なんと恐ろしいことを」口火をきったのは金の亡者、ニーサルだ。
 当然、大臣たちの抵抗は想定済み。
 私は自分の手元にある書類に目を向けた。
「では、ニーサル公爵におうかがいします」つとめて事務的な口調で言った。「私に提出されたニーサル様の報告書によると、3倍の税が必要になった理由として、町村の大規模な治水工事、橋の建設などが挙げられていますが」
謁見の間で、町長たちに聞いた話だと、2年間、どこにも治水工事や橋建設工事など行われていないということだった。
「確認したところ、そのような工事は行われていない、ということですが?」
「そ、それは・・・なにかの間違い、いや、王女様の、勘違い・・・いや、工事には色々と複雑な事情が・・・」ニーサルは青白い顔をさらに青くしながら苦し気に弁明する。
「私の勘違い?思い違いということでしょうか?では、正しい調査が必要ということですね」
 要職にある人間が架空工事をでっちあげて予算を出させ、着服するなんて、よくあることだ。監査役の国王がいなきゃ、やりたい放題だ。
「王女には分からない事情ってものがあるのですよ!」ニーサルが苦し紛れに、やけくそのように言い放つ。
 だから、黙っていろ、と言うのか。大臣同士ならそれで通用させてきたのだろう。
「その事情とやらを詳しく調べる、と言っているのです。それとも、調べられたら都合の悪いことがあるとでも?」
 私は営業マンに『この領収書、私用じゃないですか。こんなの経費ではおとせません』と冷酷に告げる経理事務員の口調で言った。
 ニーサルは「いや、しかし、でも」などと酸欠状態ようにあえぐだけでまともな言葉が出ない。 
「姫の手を煩わせることもない。その件は私が調査して、早急に対処しましょう」キリウスが冷たい青い目で、隣でうなだれているニーサルを一瞥して言った。
 この男は、私を襲ったくせに・・・とか、憤懣やるかたない内心を隠して、「では、キリウス公爵にお任せしましょう」
 熊のシッポを掴むまでは、信用したふりもせざるを得ない。
「それと、キリウス様は」私はキッとキリウスを見据えて言った。
「武器の購入費が多すぎます。どこぞと戦争でも始めるおつもりですか」
 大砲ひとつでも、人ひとりが一生食べていけるだけの値段だった。やたらと多い軍備費など今の平和なローマリウスには必要ない。
 キリウスが特に何か不正しているわけではなかったが、高額な武器などコレクション感覚で買われては困るのだ。
 キリウスは降参とばかりに手をあげて苦笑した。
「今後、控えることをお約束します」
「そ、そうですか。ではお願いします」もっと抵抗があるかと、ファイティングポーズで身構えていた私はちょっと気が抜けた。
 叔父、ナビスの報告書にはさほど問題点はなかったので、スルー。
 それから。
「アランフェット様」名前を呼ばれて、肉の塊のようなアランフェットの巨体がぶるりと震えた。
「この2年の間に、国外からの高級食材の輸入が倍以上になっているのはどうしてでしょう。しかも、納入先のこの住所は」アランフェットの親族の館だった。立派な食糧の横領だ。
 アランフェットは顔が溶けるのではないかと思うほどの汗をかきながら、国会議員の奥義の一つ『たぬき寝入り』で答弁を免れようとしている。
 ま、いいか。横領を追及することが今の目的ではない。
 今は、
「大臣がたの今の支出が不当なものとして、私のほうで無駄だと思われるものを仕分けした結果、3倍の税は必要ないと思われます。なお、役員報酬の1割削減は削減部分を『能力手当』として、功績のある者、勤勉な者に支払われることとします。要するに今の報酬額を受け取りたいならば」
 私は天上の女神のように慈悲深い、気品にあふれる笑顔で言った。
「『きちんと報酬に見合った仕事をしやがれ』ってことです」

 もう、誰も私に異論を唱えるものはいなかった。というか、みんな魂がどっかに行っちゃったみたいになってた。
 
 その後、兵士と城の衛兵を町村の治安維持活動に派遣することと、城に備蓄した食糧を貧民に配給する案が(私の独壇場で)可決されて、会議の幕を閉じた。

 「私はまだ残って部屋の片づけがありますので」
 どなたかにレーナ様のエスコートを頼みましょう、とサラさんは言った。
 自分の部屋にくらい一人で帰れるのにな、と思いながらも、素直に従うことにした。
「姫のエスコートなら、俺が」とキリウスが言いかけたので、私は慌てて「じゃあ、叔父様にお願いしてもいいかしら」
 大臣の中では1番まともだし。それに、唯一の私の味方だもん。
「私でよければ」とナビスは控えめに答えた。
 キリウスのナビスを見る目が剣呑だったけど、さすがに国王の弟という立場の人間にごり押しはできないみたい。
「それから、レーナ様」別れ際サラさんは私を呼び止めると、右手を胸に当て腰を折る深い礼をした。  
 そんな礼って初めて見る。なにか意味があるのかな、なにか言葉をかけなきゃいけないんだろうか。
 この世界の礼儀作法など、まだよくわからない。
 戸惑う私にナビスが「サラは君を称賛して敬意を表しているんだよ。そういう礼なんだよ」と耳元にささやいてくれた。
 うそ!サラさんに褒められるなんて!
 天変地異の前触れじゃないかしらん、私は嬉しさに顔が火照った。
「あ、ありがとう、サラ」
「レーナ様にしては上出来でございました」 顔を上げたサラさんはいつもの鋼鉄の表情だった。
 なんか、褒められた感じが微妙にしない。
 でも、最初に感じた、私を見下すようなサラさんの冷たい目の光が今はないし。少しは私を評価してくれてるのかな。
 
 私室に戻ると、開口1番。
「すごかったよ、レーナちゃん。あのクワセモノの大臣たちを黙らせるなんて。どこでそんな政治手腕を習ったんだい」ナビスが私に尋ねた。
 まさか、会社の経理経験と小説や漫画の知識からだとは答えられない。
 私は「秘密です」って、答えにもならないことでごまかした。
「まるで、ああなる前の国王・・・兄上を見ているようだったよ」ナビスの声がしんみりとしたものになる。「兄上は立派な国王だったんだ、本当に」
 その声音で、ナビスがお世辞などではなく本気でそう思っているのが私にも伝わった。
 だけど、とナビスは真剣な目になって私を見た。
「レーナちゃんが国王代理になることを、よく思わない者もいるから」
 私の頭にキリウスの顔がさっとよぎった。
「町でも襲われたそうだね」心配そうなナビスの口調に「はい」と私は素直に頷いた。
 ああ、叔父の耳にも届いていたんだ。
「もし・・・よければ」ナビスはおずおずと遠慮がちに「もし私でよければ・・・いっしょに町についていってもいいんだけど・・・若い女の子がこんな陰気な城の中ばかりじゃ息もつまる」
「お願いします!」ナビスの言葉を最後まで聞くことなく、私は飛びついた。
 町に行きたい。自由に買い物とかしたい。それに、町に行ったら、またあの少年と会えるかもしれない。
 私の頭はそれだけでいっぱいになっていた。
 いや・・・けっして、何度も言うけど、私はショタコンってわけではないから。


 叔父で、大臣でもあるナビスがいっしょだということで、渋々、サラさんも町行きを許してくれた。
「叔父上から片時も離れてはいけませんよ」まるで、小学生の娘に注意する母親のような口調でサラさんは言った。
 
町行きの日の朝、私はパンに野菜スープといった、ほどよく質素な朝食をとった。
 あ、そう、食事も改善したのだ。「食べきれないほどの料理は作らない」と。
 料理人たちには城での仕事の他、食べるのにも事欠く貧民の為に、各地の空き家を急きょ改築して造った『お菓子の家』ならぬ『食事の家』で料理を作る仕事もしてもらうことにした。
 おかげでリストラどころか料理人不足になってしまったのだけど。
 とりあえずはダイエットが必要な体になる前に、しなければならないことを済ませたので、一安心なのだ。
 
 で。朝食をすませて、私は麻の長袖Tシャツと、ラクダ色の長ズボンという粗末な男物の服を着た。キャスケットのような帽子に髪を押し込み、顔が隠れるくらい目深にかぶる。
 鏡に映る姿は「町人の男の子」と言えなくもない微妙なコーデだったが。少なくとも「王女」には見えないからヨシとした。
 最後に私は文机の引き出しの中から、少年がくれたミサンガを取り出して左の手首にまいた。
 少年は「また、会えるオマジナイ」って言った。だから、なんとなく、それを着けていたら会えそうな気がした。
 支度がすんだころ、ナビスが迎えに来てくれた。
 大臣の豪華な衣装だとメガネをかけた貧相なネズミに見える叔父だったが、ちょっと小金を持っていそうな町人っぽい服だと全然違和感がない。逆馬子にも衣裳だ。
 昨日までブラック企業並の国務に追われた私だったから、純粋に町で羽を伸ばせるのはうれしかった。

 町は前以上に活気があった。税引き下げと食糧配給の効果があったのか、民人の表情が明るい。
 大道芸人たちも出張っていて、いたるところで音楽と人の笑い声が聞こえる。
 子供連れの親子の姿もちらほらと見える。前は買い物だけだったけど、きょうは楽しい出し物も見物できそう。
 それでも、私は怖い思いをした経験から、周囲に気を配るのを怠らなかった。半分はあの少年を探すためだったけど。
 まだちゃんと助けてもらったお礼も、ミサンガのお礼も言ってなかったし、名前も。そうだ、今度会ったら名前を聞かなきゃ。
「懐かしいな、この感じ・・・」ナビスが通りを見渡しながら、独り言のように言う。それから私のほうを見て
「昔ね、子供のころ1度だけ、兄上と二人で町にきたことがあったんだよ。こっそりね、城を抜け出して。楽しかった、まるで冒険みたいにワクワクした」子供のころの記憶をたどっているかのように、目には温かさが滲んでいる。
「でもね、私がうっかり、石段から落ちてけがをしてしまった。兄上は町にないしょで出たことと、私にけがをさせたことで、ひどく叱られたんだ」ナビスの顔が曇る「本当は私が町に行きたいと、兄上に駄々をこねたからなのに、兄上は何も言わずに私をかばってくれた」
 なんだか、このまま息を止めて消えそうなナビスに、なんと声をかけていいのか分からずに、私はじっとその小さな体を見つめた。
 ナビスは私の視線で我にかえり「ごめんね、つまらない話を聞かせて」無理に笑顔を作った。
 兄、国王があんなことになって、1番辛い思いをしているのは、この人ではないだろうか、なんとなく私はそう思った。 
 ナビスが古書を売ってる露店に足を止めて物色を始めたので、私は隣の装飾品を売ってる露店を覗いた。
 ふと、翡翠のブローチが目についた。月桂樹の葉のような形の銀の土台に翡翠がのっている。上品な輝きをはなつ翡翠はサラさんの緑色の瞳に似合いそうだ。
 お土産に買って帰ろうかな。あの硬質の顔を持つ侍女はサプライズプレゼントに、どんな表情をするだろう。
 翡翠のブローチに手を伸ばそうとしたときに、ふっ、と視線を感じた。
 刺すような視線、とでもいうのだろうか。誰かが私を見ている。
 私は景色でも見るような風を装って振り向いた。
 と、慌てて視線をそらした男がいた。
 あの男、私を見ていた?
 6,7メートル離れた漆喰の壁にもたれるように立っている男。汚れた前開きシャツに茶色いベスト。黒いズボンにブーツ。腰に束ねたロープ携えているのは牛か馬飼いなんだろうか。でも、精悍な横顔や鋭い目つきはとても買い物に来た町人とは思えない。
 剣呑な感じがする。この前のチンピラの仲間だろうか。
 私は古書を手に、考えこんでいるナビスのそばに行くと「叔父様」小声で話しかける。「怪しい人がいる」
 えっ、という顔をしたナビスだったがすぐに真剣な表情になる「どこに」
 私は目だけで男がいる場所を示した。ナビスは男をちらっと見て
「ただの考えすぎかもしれないけど、万が一ってこともある。この先に私の隠家があるんだ。衛兵も控えさせているから、そこまで行こう」
 私は頷いた。
 よくよく町を逃げ回る運命にあるらしい。
 
 ナビスと私は足早に路地を抜け、何度も角を曲がり、人ごみにまぎれて移動した。途中まで男の追ってきている気配がしたけど、まるで縁日のような人出に男は私たちを見失ったようだった。
 周りがなんとなく貧民街のような淋しい場所になったとき「ここだよ」と、やっと古いレンガ造りの家の前でナビスが足を止めた。
 私をかくまうように家に入れると、ナビスはほっと息をついた。
「ここまでくれば大丈夫だよ」
 私を見つめて微笑む叔父の姿が急に頼もしく見え、私はナビスに打ち明けてしまおうと思った。
 ナビスなら、私を助けてくれるのではないか。キリウスのことをすっかり打ち明けてしまってもいいんじゃないか。
「叔父様」と声をかけようとして、私は背後に人の気配を感じて振り返った。
 古い家の隅は暗い。その暗闇に人の気配がする。
 誰かいる?
 あ、そうか。と、私は思い出した。
 そういえば、衛兵が控えてるって言ってたっけ。
 私はナビスのほうに向き直った「叔父様、実はお話が・・・」
 そう言いかけた私の全身を冷たいものが走った。
「叔父様・・・?」
 信じられない思いで私は叔父の顔を見た。
 叔父の、ナビスの顔、私を見るメガネの下の瞳に宿っているのは・・・
 嫌悪?
 憎悪?
 さっきまでの温かさはウソのように消え、眼差しはまるで氷の棘のように私の全身に突き刺さる。
「お、叔父様?」
 
「遅かったじゃないですか」「待ちくたびれましたよ」部屋の隅の暗闇から数人の男の声が上がる。
 のそのそと闇から這い出て来た男たちを見て、私は声にならない悲鳴を上げた。
 なぜ、なぜ、なぜ
 なんで、ここに
 私の前に姿を見せたのは、前に私を町で襲おうとした男たちだ。
 薄汚れた身なりで、体中から粗暴さが滲み出ている。 

「お前たちがしくじるからだ。高い金を払ったのに」
 ナビスの忌々しそうな声が麻痺した私の頭に響いた。
 しくじる・・・しくじるって、なに。どういうこと。
 「お前たちが始末しそこなったせいで、余計な手間がかかった」
 シマツ・・・始末って?
 私の体は金縛りにあったみたいに硬直している。
 危険を感じてる頭が早く逃げなきゃ、と言ってるのに、足が言うことをきかない。
 恐怖で動けなくなった小さな動物のような私を見て、ナビスが笑った。
「驚かせてごめんね、レーナちゃん」
 あ、もしかして、ドッキリ?
「君は邪魔なんだよ」
 浮かんだ希望はすぐに打ち壊された。
「君が兄上の代理などと、私は認めていない。兄は立派な国王だった、私など足元にも及ばない。でも、2年前、兄は正気を失って国王じゃなくなった。後に残ったのは世間知らずで頭の足りない姫君だけだ」そこで言葉を切って、ナビスは男たちに合図を送った。
 二人の屈強な男に両の腕を挟まれる。抵抗しようとしたけど、びくともしない。
「君さえいなければ、私が王位継承者だ。私が兄上の後を継いで国王になるんだ」
 ああ、そういうことか。
「なんかベタ過ぎ」私のつぶやきに意味が分からなかったナビスが首をかしげる。
「頭が足りないのはどっちよ」体は動けないけど、喋れる。
 なにか言わなくちゃ。
 思い止まらせなきゃ。
「私に何かあったら、いっしょにいたあなたが疑われるだけでしょ」
 アビスは笑った。人の笑顔を憎ったらしいと思ったのは初めてだ。
「疑われる?私のような臆病で小心者で律儀なだけが取り柄のような男が?」
 悪意と狂気に満ちた声で「私が可愛い大切な姪を殺すなどと誰が思う?君はね、私と町に来て、人ごみではぐれてしまうんだよ。私は必死で君を探した。探して探して、やっと貧民街の路地に倒れている君を見つけた。君は胸を刺されていて瀕死だ。最期に『国を頼む』と私に言い残して息が絶えてしまった。私は悲しみにくれる中、君の最期の願いを叶えるために国王の座につくんだ」
 ナビスは何かに憑りつかれたように、ろうろうと語る。私は途中で吐きそうになった。
 狂ってる。
 ずっと、騙していた。お芝居だった。私に優しくしてくれたのも、味方だからね、ってあのとき言ってくれたのも
 あっ!!
 雷鳴のようにひらめいた。
 味方だからねってナビスが言った、あのとき!薄暗い城の廊下で、私はサラさんと町行きの話をしていた。あのとき、後ろにナビスがいた。
 聞いてたんだ。
 ナビスの存在感がなさすぎて、私にはキリウスしか思い出せなかった。
 私が町に行くのを知っていたのは、ナビスだった。
 自分の愚かさかげんに腹が立つってこんな状況のときなんだろう。
「今度はしくじらない。しくじりようがないからね」ナビスの顔が酷薄と狂気の笑いで歪む。
「やれ」と、いかつい顔の男に命令する。
 男の手には大型の包丁に似た刃物が握られている。
 あれで胸を刺されたら、痛いだろうな。痛い。ううん、たぶん死ぬ。
 死ぬ?ここで?
 恐怖が脳を麻痺させてる。
 男が目の前に立った。
 私のめいっぱい見開いた目は、私の心臓めがけて突き出された鋭い刃物の光を映していた。
 

続く。

やっと、書き終わった。

小説。
ざっと・・・書いてはいたけど、直すところが多々あり、清書の段階で加筆されて・・・
なんだか、あれ?こんな終わり方だったっけ?
な、状態。
でも、ま・・・本人は満足しているので、いい。

さて・・・うん。で、せっかく書いたのだから?どこかに投稿しよう、ってなったけど。

候補に勧められた「アルファポリス」と「小説家になろう」(なんか小説とかの投稿サイト)
一応、会員登録してみて、それから、中で投稿されていた、人気ランキングの上位を読んでみたりした。

うむむ・・・。

普段はプロの人気作家さんの小説しか読まない私には「カルチャーショック」だ。

え?こんな文体あり?・・・とか。
え?セリフ・・・多い・・・とか。(セリフだけで話が進む)

文字がぎゅうぎゅうに詰まってる文章が大好きな私には、行間がむだに広い小説が違和感半端なくて。

ちなみに、娘の友だち(中3)が書いたという小説も読ませてもらったけど。
やっぱり、セリフだけで物語が進んでいく。

自分にはない感性が面白くもあり。

でも、こういうのを読み手が求めているのならば、それに合わせていくことも必要なのだろうか?

いや、でも、求められているからといって、自分を変えてまでは書けないし。

今、自分が書けるものを素直に書いていくしかないのだと・・・思う。

プロフィール

月屋京子

Author:月屋京子
限界集落で暮らすシングルマザーで、もとレディコミ漫画家です。趣味のイラストや漫画制作のおしゃべり、日常ネタなど。
イラスト投稿サイト「pixiv」では漫画やイラストなど。小説投稿サイト「アルファポリス」では小説掲載もやってます。

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